Beautiful Mermaid




あたしの気持ちはもうどうでもいいんだ。


長い片思いはまだ続くかもしれないけど、いつかまた海羅ちゃんが瑠衣に会いにきてくれればいい。


少し離れた位置で2人を見守りたい。


だからあたしはこれからも、自分の気持ちを隠して生きていく。


たったひとり、海羅ちゃんにはばれてしまったけどね。












「なぁ、梢」

「ん?なに?」


今までぼーっとしていた瑠衣が急に口を開いた。


「俺…最近ずっと同じ夢を見るんだ」

「夢?」