Beautiful Mermaid




ハッと目を覚ますと、そこはいつもの俺の部屋。


髪をかきあげると、大量の汗をかいていた。



それより一体なんだったんだ、今の夢は。


あれは確かに海羅で、何かに束縛されたような目で助けを求めていた。


俺が好きだから苦しい思いをしてる、なんてことも言ってたし。



もしかしたら、知らないうちに彼女を縛りつけているのかもしれない。



「まさか……」


そんなこと絶対にしてないって、そう信じたい。


海羅にあんな悲しい顔はさせたくなんかない。


あの子を幸せにさせる、そんな俺でいたいんだ。