「学校案内するよ」 私は恋次の前でニコリと笑った けど恋次は私を見ることなく 空を眺めていた ちょっと見てくれないのは 辛いな… 早く慣れないとな 「案内しないとけっこう この学校迷うよ? 変なとこにつながってたり するから」 「………………」 無視ですか… なら…!! 「ささっ行くよ!!」 無理矢理で行くしかない!! 「…なにすんだよ」 低く冷たい声なんかに 負けないんだから 「案内すんの!! 何!?悪い? 私は恋次君のためなんだし」