―――ピロロロ ピロロロ 電話がかかって来たと 思えば優奈からだった 「はい―――」 「大丈夫? 今、悩んでると思ってさ」 …うん 悩んでる なんで分かったんだろう 「もし この行動が恋次のために ならなかったら… 私の行動って迷惑なのかな…」 「迷惑…… じゃないよ…」 優奈が気を遣って私に 優しくいってくれた このとき キラキラと輝きを続けて 止めようとしない星空と 優しい友の囁きで私の瞳から 涙がこぼれ出た