八一ト



「俺の父はフラフラになって

酔ったように家に帰って来たんだ」

「俺は震えながら
片隅で父を見ていた

俺に気付いた父は

ニヤリとわらったんだ…」





「そしたら
俺の前で白い粉のようなものを
自慢して来たんだ


…それは

薬だった


ただの薬じゃない…

悪魔のような薬だった」