「恋次っ」 混乱していた 恋次を私は精一杯に 恋次の体を抱きしめた 「ハッ―――― 俺…何してた…!?」 我に返った恋次は落ち着きを 取り戻していく 「ただ ちょっと 周りが見えなかっただけ うっ……」 私の腰にまた激痛がはしる 「俺…ヒナになんか してしまったのか…?」 「私は… 大丈夫… ……だから…」