キツイ… 後2階もあるよ とそのときだった あれ…? 軽くなったような… 「重いだろ」 「え?」 私の隣にいたのは 恋次の姿だった 「ありがとう」 恋次のおかげで 楽に2階まで上がれた 「よいしょっと… ホントにありがとね」 「ああ 俺も新聞委員だしな」 恋次は優しく 微笑んだ …やっぱり おかしい 私の心臓が またドキドキうるさい