八一ト

何で
この人が
私の隣なのよぉ~~

本当に運が悪い…

新聞委員会にならなければ
良かった……


今更席を変えると
おかしく思われてしまう

もうしょうがない

「えー
今からこの委員会の委員長と
副委員長を決めたいと思う
立候補者は――……」

先生の話なんて
聞いていられなかった

なんで私がこんな
心臓がバクバクなるの?

好きでもないのに…

横も見られない

緊張してばかりの私だった