こうして恋次はいつも
助けてくれるんだ
「んじゃ帰るか」
「うん」
恋次はニコリと笑い
手を絡ます
ところで
「ちょっとまってーな!」
せんじが私と恋次の中に
はいってきて
肩を組ます
「いっつも
俺ー人寂しいねん……
どこかのお2人さんが
いつもラブラブすぎてさぁ」
せんじが八ァ一と息をはく
「そんなの知るか
俺たちのラブラブな時間を邪魔
すんな
バーカ」
「邪魔すんなって…
いっつも邪魔してないデスヤン……
今日だけは……
ねっねっ?」
手をたたき
私たち2人を交互に見る
私と恋次は顔を
見合わせて苦笑い
「今日だけだかんな…」
「ヤッフ~~!!」
ハァーと一息をする恋次
そして喜ぶせんじ
こんな時間が好きだ

