私が編集室に入ると 何人かの人は集まっていた でもまだ先生は来てないから よしっと 私は一番端っこの 風景が良く見える窓辺に座った 新聞委員会なんて どうしてなってしまったんだろう… 窓の向こう側に目を向け 今何時か知りたくなったから 黒板の方へ目をやったとこだった ……これは一番最悪なことかも知れない 黒板の方には 確か空 恋次って人が 怪訝そうに立っていた あの人 いつもあんな感じなのかな… もう少し 穏やかな顔にしたら良いのに だからみんな恐がるし 寄ってこないんだよ