八一ト




「おいっ!!

お前ら!!!

誰がこんなことしたんだよ!!」


俺はもう履けない上靴を持って
みんなの前で言ってやったんや


「何でこんなことできるんや!!!
お前か・・・!!お前なんか!?
あぁ!?答えろや!!!!!」


黙ってるみんなが許せなかった

そこに先生もいるのに先生も
俺の目を合わせてくれへんかった


「いいんだ・・・もう止めてくれ」

泣きそうな俺をポンと俺の
肩に置いてくれたのは恋次やった

恋次の表情は髪で隠れて
見えなかったけど泣いてるのは
分かった