八一ト




「何でいつも1人なん?
みんな鬼ごっこしてんで?
せーへんの?」

「いいだろ・・・別に・・・
してこいよ鬼ごっこ」

恋次はいつも一人ぼっちで
俺の目も合わせようとしなかった

「イヤや、んじゃ俺は・・・
お前といる。

だって友達やろ!!」

こう言った時に初めて
恋次は俺と目を合わせてくれたんや

あんときの恋次の瞳は
忘れたことはない


一瞬目を輝かしたんや

それは綺麗にな・・・


でもその瞳はいつの間にか
なくなってて下を向いてた