「写真見たでしょ?」 「えっ?」 一瞬時間が止まった気がした 「見たよね?写真・・・」 潤が私の方に近づいて来る 私も潤から離れようと 逃げてるけど壁にあたって 逃げるところがなくなってしまった 潤は壁に両手を付き 顔だけを近づいてくる もうおしまいだ・・・・・・ 私はギュッと目をつぶったが 何も起こらなかった 目を少しだけ開けてみると 目の前には潤がいなくて 離れていた 「何で勝手に見るかなぁ」