「チッ――― そのキーホルダーは… 何故か手放せねんだ」 そう言って 恋次は私の手の中にあるクローバー をとっていった なんか嬉しかった 嬉しかったんだ… 何故か…… このクローバーは 大切にしてくれてる それだけは分かって 嬉しさが絶えなかった 「帰ろっ―――恋次君!!」 私は急いで恋次の背中追いかけた