八一ト




「おい!

恋次、わざわざヒナちゃん
来てくれたでー!」


「恋次……」


頭に包帯をした恋次は
空を見ていた


本当に良かったよ…

涙が出てきそうなのを
グッと抑え

恋次の方に近寄った

「恋次……
良かっ―――――――」


「誰?」