執事の秘密


「お前の執事が学校に来るようになって、カッコ悪いけど正直ちょっと焦ってた」


そう言って、目線を私に合わせる瀧本くん。


ち、近い!瀧本くんの顔が目の前に!


どんどん赤くなる私を見て、瀧本くんはふっと頬を緩ませる。


すると、だんだん瀧本くんの顔が私に近づいてきた。


え、え?まさか!まさかのまさか!?


私は思わず目をぎゅっと閉じて俯いたけど、


「ちゃんとこっち向いて」


そう言われて、無理やり瀧本くんの方へ向かされてしまった。


「~~っ////」