「そっかー…ブラバンだもんね。仕方がない! 部活頑張れよ!!」 「……―痛いって!背中叩くな!」 そして可鈴と別れを告げた後、いつもの部室へとやってきた 部活はもう慣れたものだった パートの1年とは友達になったし、何より元々ベースが出来るせいか先輩達とあまり関わらないし 気楽で良かった アルトサックスをしている都月とは部内では一番喋るようになった 練習は合奏をしてから各パートに分かれる パーカッションだけはいつも運べないから部室で楽そうで羨ましかった