そして放課後

 
 「ええー!ここが葱くん家・・?」


 そこにはお城みたいな真っ白でおーっきい家があった。

 でも、先生からおしえてもらった住所はここで間違いない・・・

 表札もちゃんと賀上になってるし・・・。


 ためしにインターフォン押してみるか!


 ‐ピンポーン-

 「はい・・?って、安神さn!?あっぁ、がみ?」

 「うん!お見舞いにきたんだー」

 「いまあける」


 そー言った直後、お城の大きな門が開いた


 「すっ、すごい・・・」

 
 

 「あっ!あが、み」

 「んー安神って呼びづらかったら、菜々でいいよ?」

 「あっ、そっちのが助かるよ・・」

 「うん ってか大丈夫?」

 「?ああーうん、ぼく風邪ひいてないよ?」

 「えっ?あ!そなの?」

 「うん ぼくじゃなくて弟がね・・」

 「弟さんがいるの?」

 「うん で、ぼくが面倒みてるんだー」

 「なんで?お母さんは?」

 「親は、仕事で忙しくて帰ってこれないんだー・・。」