君が笑えば。



「よくあんた毎日くんね」

「…」

「来なくていいのに」

毎日来てくれる子に俺はそんなことを言う。

だっていつもいつだって、その人は悲しそうなんだ…

悲しそうなのにいつも俺に微笑む。

でもそいつの顔が思い出せない。

「…いっ」

思い出そうとすると頭が無性に痛くなる。

脳はもう思い出そうとしていない。