一人あたしは病室を出た。 病室の外で泣いて、泣いて、泣き叫んでいた。 あたしが… 颯斗くんに出会っていなければ… あたしが… 颯斗くんを好きにならなければ… そう思った。 でも あのコンビニに初めて行った日から あたしはずっと… 颯斗くんを見てた。 時間が戻って欲しいとただただ…祈っていた。