「じゃあうちらも帰ろっか」

「だね。」

なに話そう

なんかさっきの二人のこと見たら・・・

「あのね、実は蓮兎なんだ好きな人・・・」

先に重い口を開いたのはかりなだった

あぁうちはこれが聞きたくなかったんだ・・・

大丈夫

今なら戻れる

まだ気になってる今なら

好きじゃない今なら・・・

「そうなんだ！！！二人仲いいもんね！！おめでとー！！」

「えっ？」

「どうしたの？そんなに驚いて」

「だって・・・友梨も蓮兎のこと好きなのかと思ってて・・・」

「大丈夫。うちは好きじゃないから！！！応援するよ！！」

大丈夫。その言葉は自分に言った言葉だったのかもしれない・・・