『そこに入るの?』


声が聞こえたほうを振り向くと


そこには黒髪の男の人がいた。


格好とこの時間にここにいるのを考えると


多分…ホスト。



「はい。」


短く言った。



『なんで?見た感じまだ未成年の子だよね?』


…やっぱり分かるよね。

名前は覚えてないけど年がいくつかは覚えてる。


まだ18だ。