『うっ』 呻き声をあげたのは、殴りかかった若衆の方。 『ぐはっ!』 ガツッ 『っ――』 「あ・・・っ」 1人と4人じゃ勝ち目がないって、思った。 でも、彼は強かった。 やっぱり、4人相手だったから、怪我もしたけど。 それでも彼は、若衆を倒した。 私を――守ってくれた…? 「――あの…、」 『―――』 「ありがとう、ございました…。助けて、いただいて――」 『別に。』 若衆がどこかに行って。 彼に近づくと、彼は頬に傷が出来てた。 あんなに殴ったから、挙だって、血が付いてる。