「で、どうだったわけ?」
「誰も知らないって」
「なんだよ・・・・じゃ、火山行くか」
「当然魔法で♪」「はいはい・・・・」
また、指を鳴らすと私たちの体は宙に浮き村のどの建物よりも高くなった。
―――――――――――。
「お~い、そこの人!」
下から聞こえてきた呼び声に再び地上に戻り俺たちを呼んだ本人のところに向かった。
「・・・・おぬし、魔法使いなのじゃろ?なら火山の魔物を倒しては下さらんか?・・・・・」
「・・・・・・・・」
「どーする、フォーレ?」
「私は別にいいけど、私が戦うわけじゃないしね」
「まぁね、・・・・・・理由は何ですか、魔物を倒さなきゃいけない理由」
「家の、孫が火山で修行をしていまして、魔物の住処とも言うのに修行をやめずまた行くと言うので退治していただきたいのですよ。この孫なんですがねぇ」
と、80歳近くのばあさんは緑の髪をした子供を連れ出した。
「別にいいよ魔物がいたって、魔法で倒せばいいんだよ・・・・・」
魔法・・・・・なるほどねぇ・・・・・。
「――――ああー、いいですよ、その魔物倒してあげます」
「その代わり、この子をお借りしてもいいでしょうか?」
「ええ、いいですとも」
「・・・・・・やだ、この人と行きたくない、片方は女だし・・・・」
「・・・・・・・・・」
「まぁー、そういうならいいや。魔物は倒すけど・・・・・」
「――――いや、やっぱいくよ。いけるなら行きたいし・・・・・」
「じゃあ、決まりだな―――――」
「んー・・・とりあえず火山まで最高スピードで飛んでみて?」
「わかりました・・・・・」
少年は何かぶつぶつ呟き宙に浮いた。
やっぱりホース化はしてないんだ・・・・・。まっ、いいや。
「俺らも行きますか」
「うん」フォーレは短くそう答える。
俺は指を二回鳴らした。
「ホース化してるんだ・・・・」ほとんど独り言のようにこの少年は言った。
「ああ当然、この方が便利だし」俺は少年の言葉をちゃんと聞き取り答えた。
「ところで、あんたの名前は?」フォーレがただの女といわれたことに腹を立てているのは、わかっているけど、『あんた』はやめろよ。初対面なのに。つーか、『ただの女』って言ってないし。
「・・・・ティース・トツセイス・・・・14歳・・・」ほら、おびえちゃってるし。
「誰も知らないって」
「なんだよ・・・・じゃ、火山行くか」
「当然魔法で♪」「はいはい・・・・」
また、指を鳴らすと私たちの体は宙に浮き村のどの建物よりも高くなった。
―――――――――――。
「お~い、そこの人!」
下から聞こえてきた呼び声に再び地上に戻り俺たちを呼んだ本人のところに向かった。
「・・・・おぬし、魔法使いなのじゃろ?なら火山の魔物を倒しては下さらんか?・・・・・」
「・・・・・・・・」
「どーする、フォーレ?」
「私は別にいいけど、私が戦うわけじゃないしね」
「まぁね、・・・・・・理由は何ですか、魔物を倒さなきゃいけない理由」
「家の、孫が火山で修行をしていまして、魔物の住処とも言うのに修行をやめずまた行くと言うので退治していただきたいのですよ。この孫なんですがねぇ」
と、80歳近くのばあさんは緑の髪をした子供を連れ出した。
「別にいいよ魔物がいたって、魔法で倒せばいいんだよ・・・・・」
魔法・・・・・なるほどねぇ・・・・・。
「――――ああー、いいですよ、その魔物倒してあげます」
「その代わり、この子をお借りしてもいいでしょうか?」
「ええ、いいですとも」
「・・・・・・やだ、この人と行きたくない、片方は女だし・・・・」
「・・・・・・・・・」
「まぁー、そういうならいいや。魔物は倒すけど・・・・・」
「――――いや、やっぱいくよ。いけるなら行きたいし・・・・・」
「じゃあ、決まりだな―――――」
「んー・・・とりあえず火山まで最高スピードで飛んでみて?」
「わかりました・・・・・」
少年は何かぶつぶつ呟き宙に浮いた。
やっぱりホース化はしてないんだ・・・・・。まっ、いいや。
「俺らも行きますか」
「うん」フォーレは短くそう答える。
俺は指を二回鳴らした。
「ホース化してるんだ・・・・」ほとんど独り言のようにこの少年は言った。
「ああ当然、この方が便利だし」俺は少年の言葉をちゃんと聞き取り答えた。
「ところで、あんたの名前は?」フォーレがただの女といわれたことに腹を立てているのは、わかっているけど、『あんた』はやめろよ。初対面なのに。つーか、『ただの女』って言ってないし。
「・・・・ティース・トツセイス・・・・14歳・・・」ほら、おびえちゃってるし。


