可愛く見られたくて・・・

私は早速、恵美に一部始終を話した


「神様は無茶苦茶、麻美のこと好きって

 なんで分かんないかなぁ~?!

 愛に障害なんて関係ないって!

 相手がそれでいいって言ってるんだし

 神様の胸に飛び込んじゃえば?

 麻美がためらってるのは

 自分が傷つきたくない事でしょ!

 そんなんじゃぁ

 一生恋なんて出来ないよ!

 ダメになったら

 その時は私がいるんだし

 一緒に泣いてあげるよ!」


私は恵美の言葉に深く納得させられた

私は自分をかばってばっかり―

気づけば自ら

障害者―

として自分の周りに一線を引いていた