可愛く見られたくて・・・

修司はわたしを家の前まで送ってくれた


「またな!

 返事は―
  
 期待しとくよ。」


そう言い、私の手の中に

紙切れを一枚差し出した


うちに帰り紙を触ってみる


点字だ―


『083-×××-××××』


電話番号―


学校で少しだけ点字習っててよかった


ふと我に返った

よかったって…


私喜んでるじゃん―