可愛く見られたくて・・・

「なんで麻美は勝手に決め付けるんだ!

 付き合ってみなきゃ分からないだろ

 俺が苦労するかどうかなんて

 俺が感じることだし

 俺はそれでも

 麻美がいぃんだ…

 ここまで人を好きになったことはないんだよ


 病院で初めて笑った顔―

 俺は何故か分からないが

 こいつを幸せにしたいって気持ちになったんだ


 時間かかっていい

 ゆっくりでいいから

 考えてみてくれないか?」


私は修司がそこまで思っていてくれたとは

思わなかった

修司の胸に飛び込んで行きたい気持ちにもなったが

何かが私の中でブレーキをかける