可愛く見られたくて・・・

「えっ・・・・。」


私はものすごく嬉しかった

だが、一歩踏み出せない自分がいた


「気持ちは嬉しいけど

 私には人と付き合うとか

 むしろ結婚とか

 絶対無理!

 迷惑かけるの目に見えてるもん


 修司を困らせたくない

 苦労させたくないから

 私はあの時だって
 
 自分の気持ちを押し殺して

 病院を出たの…


 他の人と幸せになってくれてた方が

 私にとって幸せだったのに・・・。」