可愛く見られたくて・・・

 結局近くの道で親に見つけられて

 戻る破目に―

 私の両親は私が目が見えないことが

 凄く嫌だったのね

 私を他人と接したがらせなかった

 現に私には幼馴染はいない…

 学校にも通わせてくれなかった

 ずっと家に閉じ込めれれてたの

 私はそれでも両親といられるだけで嬉しかった―

 
 私が7歳になった頃

 『いつか迎えに来るから―』

 両親はそう言って

 突然私を施設に預けたの

 私は何がなんだか分からなくて
 
 毎日、毎日…泣きじゃくった