ダン!!
タッタタタ!!


勢い職員室しつから飛び出す花子


花子「なんで??」


『私に何か言ってからじゃ遅かったの?..』


駐車場に急いで向かう花子


『さっき片付けたならまだ駐車場にいるかもしれない』


そう思い走っていく花子

職員室と駐車場は直ぐ近くにある。

花子「はぁはぁ」


走ったため呼吸がみだれている花子


花子「どこ??」


駐車場に着き辺りを見渡す



花子「あっ!!??」


『あの車は...




ゆうた!!』


花子「ゆうたー!!ゆうたー!!」

車の中にいるゆうたに何度も叫ぶ花子





が、しかしその声はゆうたに届かなかった。


車は校門から車道に出ていき花

子からはどんどん見えなくなっ

ていった。



その時のゆうたの姿が最後になるとは花子は思いもしなかった。

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