そうしていると、先生が教室に入ってきた。
ガラッ
「おい、みんな新しい友達と喋ってうきうきだと思うが、とりあえず席着け。」
入ってきた先生は男の人だった。
ピシッとスーツを着こなしている。
年齢は35歳ぐらいだと思えた。
「ねぇねぇ、先生なんかかっこよくない?」
後ろから海嘉がコソコソと喋りかけてきた。
「…そうかなぁ」
先生なんてどうでもいい。
「それじゃ、これから入学式だから適当に並べ。」
先生がダルそうに言った。
「真依っ!一緒に並ぼ!」
「…うん」
私たちは列の中間ぐらいに並んだ。
そして、クラスごとに入学式会場である体育館に向かった。

