「ハァ…ハァ…」 ずっと走っていると、いつの間にか住宅街に来てしまった。 後ろを振り返るともう誰も追いかけてこなかった。 安心して力が抜け、道路に座り込む。 「ハハ…ハハハハ…」 なぜだか笑いがこみあげてきた。 「ハハハハハハハハ…」 私が助けを呼んだって誰も来ないのに。 叫んだって誰も振り向かないのに。 なぜ私は助けを求めたんだろう。 なぜ私は叫んだんだろう。 馬っ鹿みたい。 「ハハハハハハ…」 笑いが止まらなかった。