俺の背中を叩く萌佳に

「絶対に俺から離れるなよ。守るから…」

ギュッと抱き締めた。

仮の彼女から1ヶ月、本当の彼女になった萌佳。

萌佳に一緒にいたいとそのまま泊まった。

ベットに入りおやすみのキスをして、抱き締めたまま眠ったが、俺はいつまで理性が保たれるのか…

翌日、目が覚めると萌佳がジッと見つめていた。

挨拶を交わして、萌佳はキッチンに行った。

俺はそのままウトウトと眠りかけた頃、萌佳が起こしに来た。

2人でご飯を食べて学校へ行くと匠と真帆がいる。

匠から、來斗が休みと聞かされた。きっと、家の都合なんだろう。