帰ろうとしたら、廊下が五月蝿かった。

周りが『キャーキャー』言う。

「ここに、遠山萌佳ちゃんって子いる?」

入り口に綺麗な女の人がいて私が呼ばれた。

マズイ…屋上に入ったから?

クラスメートが『遠山さんは、あの子です。』と言ったから、逃げれないので顔を上げると、ほんとに綺麗な女の人がいた。

「あっ、いたいた。もう帰ったかと思っちゃった。」

「何か、ようですか?」

「あのね。私について来て欲しいんだけどいいかな?」

「私ですか?何故ですか?」