「マジ?」

《あぁ。でな龍姫は妊婦だから引退暴走に
出ないと言ってる。
でも、姫も挨拶しなきゃならない。
そこで、俺と一緒に“護衛”をナオとして
もらえないか?》

「なるほど…俺はいいぞ!
斗輝が選んだ女みてみたいしな!」

あの斗輝が惚れた女を。

見てみたい。

女を寄せ付けなかったあいつを……

《あいつには、勿体無いくらいの女だよ。》

「ますます興味が沸くな。
ナオには俺から伝える。」

《日時は10月の最終の金曜日だ!》