「じ、陣痛が来た見たい。」

「えっ…はっ…お袋を呼んで来る。」

俺はどうしたらいいか分からないのでお袋の所へ向かった。

「お袋…起きてくれ…」

「どうしたの…斗輝。」

「萌佳陣痛がはじまったみたいなんだ…」

「何分間隔?」

「分かんない。」

「とりあえず、萌佳ちゃんの傍に行きましょう」

「どうした?夜中に…」

親父も目を覚ました。

「あなた、陣痛が来たようよ。」

「とりあえず、萌佳ちゃんのとこにいってくるわ」

「あぁ。」

親父の返事とともにお袋達の部屋を後にした。