「これが、斗輝の姫さんか…」

「可愛い子だな。」

「度胸がありそうだな。」

「だろ…あの斗輝をかえた子だからな。
ルイ。今日はthank you。助かったよ。
魁皇が気になってな―…」

「大丈夫じゃないですか?今日は本職がいるのに
攻めて来ないでしょうし―――…」

私は十也さんとルイさんって呼ばれる人の
会話がよく分からなかった。

「萌佳ちゃん、この3人は12代目のルイと
楓と一真だ。」

「えっ…先代?」

「そう。ちなみにルイの嫁は萌佳ちゃんと
同じ姫。
出来婚して息子がいるんだよ。」

「そ、そうなんですか?
あっ…はじめまして萌佳です。」

「はじめましてルイです。宜しく。」

「はじめまして楓です。「一真です。」」