「疲れただろう…早く寝るんだよ。」

お義父さんも『おやすみ』といい、寝室に
向ったので、私達も部屋に戻った。

部屋に入り着替えるとギュッと抱き締められて
『離れるな…頼む。』と消え入りそうな声で呟く
斗輝に辛くなった。

もう離れるって言わないようにしよう。

「斗輝、離れない。
傍にいるから…傍にいさせてね。」

「当たり前…」

「寝ようね。」

「あぁ。」

2人でベットに入るとすぐに眠ってしまった。