真帆の目線の先には―――

怖い顔をした匠――

オイ…

どうしたんだ?

「何回も言わせるなっ…
萌佳ちゃんがこないのは、仕方ないだろ…」

「…でも。」

「でもじゃねぇ―…
ここは身重の萌佳ちゃんには安全じゃねぇ…」

「そうだな…俺達だって守りきれない時も
あるかも知れないしなぁ。」

匠も來斗も思ってたんだ!!