それから1週間、斗輝は学校に行き、
私は病院に通った。

この1週間の間は望君は彼女…
三条さんの事は触れなかった。

彼女からはメールが何度かあった。

《望君はまだ会ってくれませんか?》

って内容のメール。

私はまだ伝えず望君が言うのを待ってる。

花ちゃんは毎日やって来る。

お母さんが手作りお菓子を持って―…

病室に笑顔が溢れ、笑い声が響いている。

そんな中気になったから聞いた。

「あのうー家の方は大丈夫なんですか?
午後から夕方までおられて…
私達はいいんですけど―…」