中学以来、初めて誰かと一緒に登校。

嬉しいけど、学校が近くなれば怖い。

弱虫な私はー

「真帆、先に行ってもいいよ。」

と、口走ったけど真帆は…

「ダメ!一緒に行く。さぁ…」

立ち止まった、私の手を引いて歩きだした。

校門の前には、昨日の車が停まっていた。

私達が近づくと降りて待ち構えている。

遠くてもわかるくらいのオーラ…

怖いと身構えた。

気づいた真帆は『大丈夫』と言った。