「いつも誘いに行くと、寝てるから
起こさなかったの。」

気遣ってくれてたんだー

申し訳ないって思えて『スミマセン』って
無意識に謝っていて…

でもお義母さんは『いいのよ』っていってくれる。

ほんと優しいお義母さん…

大きなスーパーについてカートを押しながら、
食材を入れていく。

「萌佳ちゃんも、食べたい物入れなさいね。」

「お義母さん、お菓子選んで来てもいいですか?」

「いいわよ。斗輝が食べないから食べてないんでしょ…」

「はい。久々に食べたくて―」

クスクス笑い『選んで来なさい』って言うお義母さんに
甘えてお菓子コーナーに向った。