「……」

「いい、早くいなくなってね。」

じゃあっていって帰って行った。

斗輝ゴメンね。

この子とパパとママのとこに行こう。

キッチンで手首を切った。

バイバイ…

斗輝。

真帆、匠さん、來斗さん。

「ただいま。萌佳ちゃん、いないの?」

「キャーどうして…救急車と斗輝に。」

薄れていく記憶の中で聞こえたお義母さんの声。

ごめんなさい。