お義母さんがやって来てしばらくいてくれることになった。

斗輝も学校に行ったけどすぐに帰って来て理由も知った。

それから斗輝も倉庫に行き、お義母さんは買い物にいった。

しばらくしてピンポンとチャイムが鳴り出ると女の人がいた。

「どちらさまですか?」

「あなたが、斗輝さんの彼女?」

「はい。何か?」

「別れてください。
あなたみたいに一般の方が、斗輝さんについていても会社にメリットがないのはわかるでしょ。
邪魔にしかならない。しかも、あなたは施設で育ったみたいね。」

「何で…それを…」

「調べればわかるわ。縁談を断わってきたから何故かと思えば、馬鹿馬鹿しい。」