久しぶりに二人散歩 「あ、柿が鈴なりだね」 「そうだな」 見てると其処の家のお婆ちゃんが 「あれは渋柿なのよ」 「じゃあ干し柿に?」 「あら若いのによく知ってるのね」 「田舎のお婆ちゃんが作ってました」 「じゃあ持って帰りなさい」 えっ? ダーリンと顔を見合せていると袋に入れて 「これを風通しのいい所に吊り下げて ね。もう後一週間くらいで食べられるか ら」 「ありがとうございます」 お礼を言い家へ