てがみ~未来への約束~

取り合えず、

課長と羽村さんに軽く一礼すると、

資料を両手で抱えるようにして

コピー室へと急いだ。


私の後ろから、

「終わり次第、

 僕も箕輪さんのところへ行きます」

と課長の声が響いてきた。


生まれて初めての残業。


それが課長と……

かーくんと2人きりだなんて、

私の心はふわふわと浮かんで

落ち着くことがなかった。