てがみ~未来への約束~

段々と意識が戻ってきた私は、

瞼を思い切りこすって、

どうにか目をこじ開けようとした。


今、

私が一体どうなっているのかが

知りたくて。



瞼の接着剤がはがれて、

私は目に刺激のないように、

ゆっくりと目を開けた。


そうっと、そうっと。