てがみ~未来への約束~

「つぐみ……」


柔らかな声で私を呼ぶ。


その心地よさが、

私の身体をすっぽり包み込んだ。


「私、かーくんと一緒にいたいの。

 この先ずーっと、ずっと。

 ……ダメ、かな」


私の言葉に、

かーくんは優しい笑みを見せて

首を横に振った。