てがみ~未来への約束~

私の言葉を、

かーくんは黙って静かに聞いてる。


私はもう一度息を整えると、

話を続けた。


「私は、ね。

 かーくんとずっと一緒にいたい。

 かーくんのことが、

 ……大好きだから……」


顔が赤くなるのを感じながら、

私は精一杯の気持ちを伝える。


そう。


私はかーくんのことが好き。


大好き。


幼稚園児だった、あの頃からずっと。