てがみ~未来への約束~

小さなテーブルを挟むようにして

私たちは座った。


硬い表情を崩さないかーくんに、

何も話しかけられずにいる。


どれくらいそうしてただろう。


ふと、

かーくんがゆっくり口を開いた。


「つぐみ、ゴメン」


唐突に言われ、

何がなんだかわからない。


「え……」


私はただそれだけを口にすると、

かーくんが言葉を続けた。